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式4の第一項にCramér-Raoの不等式を適用することで, コスト関数の下限が
の統計量で与えられる.
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(7) |
右辺の極値を考えることで, レートが平均
, 相関関数
なる定常確率過程について最適幅の解析解が求まる.
が十分大きい場合,
の原点付近での展開式を用いて式7右辺の極値を与える
を求める.
が原点でCusp型となるときは漸近値
を用いて最適幅は
で与えられる.
が原点でなめらかなときは対称性から
であり, 最適幅は
となる.
が小さい転移点付近では
と展開する(
,
は定数). このとき臨界点は
でありランダウの2次相転移の理論が適用できる.
では最適幅の振る舞いは
で表される.
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hideaki
2006-07-11